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2020年度新卒社員として入社した12名のうち、プロダクションマネージャー4名とディレクター1名に就活からこれまでを座談会形式で振り返ってもらいました。前編に引き続き、後編では配属後の仕事、トレーナーとのコミュニケーション、仕事の面白いところ&難しいところ、入社前と入社後のギャップ、なりたい将来像について語ってもらいました。

髙橋 諄成(たかはし・あつなり)|プロダクションマネージャー

髙橋 諄成(たかはし・あつなり)|プロダクションマネージャー

2020年4月入社。情報コミュニケーション学部出身。学生時代はテニスとピアノを10年間続ける。

武井 咲華(たけい・えみか)|ディレクター

武井 咲華(たけい・えみか)|ディレクター

2020年4月入社。文学部出身。学生時代はサウナにハマり、熊本にあるサウナの聖地まで巡礼。

中里 有沙(なかざと・ありさ)|プロダクションマネージャー

中里 有沙(なかざと・ありさ)|プロダクションマネージャー

2020年4月入社。美術学部出身。幼い見た目とは裏腹に、友だちからお母さんと呼ばれるほど面倒見がいい。

南口 絢(なんこう・あや)|プロダクションマネージャー

南口 絢(なんこう・あや)|プロダクションマネージャー

2020年4月入社。文学部出身。登山や乗馬、トランポリンなどのアクティブな遊びが好き。

山内 健太郎(やまうち・けんたろう)|プロダクションマネージャー

山内 健太郎(やまうち・けんたろう)|プロダクションマネージャー

2020年4月入社。法学部出身。友だちから「結局のところナルシストだよね」と言われる。

配属後からこれまでの仕事

山内:7月に配属されて、まずは先輩のトレーナーが持っている案件で企画段階の資料探しから参加しました。タレントを起用する企画に決まり、撮影はスタジオ&屋外のどちらもあり、CGや仕掛けもあり、テレビCM制作の基本要素がまるっと詰まった案件を経験できました。

中里:私も山内くんと一緒で、企画が決まる前の案件が初めての仕事でした。企画出しをするための映像資料探しから完パケ※1まで関わり、10月にオンエアされました。

髙橋:僕の初案件は、PPM※2という撮影前の最終ミーティングから参加しました。スタジオ撮影や仮編集※3本編集※4を経験しながら、別案件のヘルプとしても並行して動いていました。

※1 完パケ(かんぱけ):映像やコンテンツなどを完全に編集し、オンエアできる状態にしたもの。完全パッケージの略称
※2 PPM(ぴーぴーえむ):クライアントをはじめとする関係者全員で撮影前に実施する最終確認ミーティング。Pre Production Meetingの略称
※3 仮編集(かりへんしゅう):一度撮影した映像を仮の状態で編集する作業工程。別称はオフライン
※4 本編集(ほんへんしゅう):仮編データをもとに、音楽やナレーションなどを加え完成させる作業工程。別称はオンライン

南口 絢(なんこう・あや)|プロダクションマネージャー

南口:私は化粧品業界の案件で、仮編集と本編集の段階からスタートしました。並行して、他案件の地方ロケ準備や撮影ヘルプに行ったりしていました。3階建ての住宅で撮影したとき、一戸建てなのでエレベーターがなく、小道具を持って何度も階段を駆け上がったので、翌日の筋肉痛がしんどかったです。運動不足を痛感しました(笑)。

武井:配属当初は、先輩が担当する案件のCM企画を考えることが多かったです。つい最近、制作することが決まっていたテレビCM案件で先輩のディレクター方と競合で企画を出したところ、私の企画が選ばれ、演出も任せてもらえました。有名な俳優を起用する企画で撮影当日は緊張しましたが、上司に付き添ってもらい無事に撮影でき、先日オンエアされました。最近は、撮影現場でエキストラの方に演技指示を出したり、リモートで企画出しをしています。

トレーナーとのコミュニケーション

南口:在宅勤務が多いので、チャットやメール、電話でのやり取りがメインですね。トレーナーは伝えたい内容に合わせてツールを選んで連絡をくれます。

山内:データのやり取りはメールやファイル転送サービスを使っています。トレーナーに躊躇なく電話できるので、困った時や急ぎの時はすぐに電話します。

中里:私がトレーナーに相談したいときや、トレーナーからフィードバックをもらうときはテレビ会議で顔を見ながら会話することが多いです。トレーナーに相談する前に、一度自分なりの答えを考えてから相談するように気をつけています。

中里 有沙(なかざと・ありさ)|プロダクションマネージャー

髙橋:トレーナーに質問がある時は、履歴が残るメールやチャットで連絡するようにしています。トレーナー以外の先輩にも相談しやすい環境なのでありがたいです。

武井:研修期間中、ディレクターの先輩方とオンラインでコミュニケーションを取る機会が多かったです。企画会という場を設けてくださって、先輩が過去に担当した作品の企画意図や舞台裏などを聞き、企画のイロハを教えてもらいました。

仕事の面白いところ&難しいところ

山内:PPMのような関係者全員が集まる時、プロデューサーやPMの先輩がどういう風に立ち回ったり、配慮して進めているのかを注意深く見ています。撮影現場でディレクターと話せる機会が多く、現場を仕切るトップと話をすることでモノゴトをいろいろな視点から見れるようになったと思います。大変だったのは、配属当初のアングルチェック※5でした。何もできることがなくて、自分が役に立てる仕事を見つけることが難しかったです。

髙橋:配属当初に比べて、現場でやるべきことを掴めてきました。山内くんと同じで、最初は自分から動こうにも、何をしていいのか分からずに動けないことが多かったです。現場を何度か経験したので、最近では「これは前回も準備したから先回りしてやっておこう」といった感じで仕事がしやすくなりました。難しいところではないんですが、在宅勤務をしていると先輩の様子が分からないので、忙しくて返信が無いのか、それとも忘れられているのか、モンモンとすることはあります(笑)。

中里:私は制作工程の中でオーディションが一番好きで、何人もの演技を目の前で見れるのが楽しいです。お願いしている演技内容は同じなのに、演じる方によってアウトプットが違います。私が経験したのはディレクターが立ち会わないオーディションで、先輩がディレクターから事前にイメージを聞いてオーディション参加者に伝えていたので、将来自分が任せられるんだなと思うと楽しみです。

※5 アングルチェック(あんぐるちぇっく):出演者や商品をどのアングルから撮影するかをディレクターと一緒に確認すること

山内 健太郎(やまうち・けんたろう)|プロダクションマネージャー

武井:今はとにかく、企画を考えるのが楽しいです。オリエン※6に対して、ここさえ押さえておけば突飛な企画を出しても大丈夫そうとか、しっとりした雰囲気の企画も入れておこうとか、求められている温度感を探るのが好きですね。まだリアルで会えていない先輩ディレクターがいるんですが、その先輩の企画内容を通して人となりを知ることもあるので面白いです。

南口:撮影現場で、Vコン※7が撮影したばかりの素材に差し替えられていく過程を見ていたのですが、映像が少しずつ完成に近づく様子をわかりやすい形で実感できて面白かったです。「今、みんなでつくっているんだ」という感覚を得た瞬間でした。私は早起きが苦手なので、朝が早い時はスマホ2台で1分おきにアラームを設定して起きるように努力しています(笑)。

※6 オリエン(おりえん):クライアントから企業や商品やその課題について説明を受ける場。オリエンテーションの略称
※7 Vコン(ぶいこん):完成形をイメージしやすいように映像で構成される設計図。ビデオコンテの略称

入社してからの変化

髙橋:この仕事を始めてから、広告はもちろん、映画やテレビ番組の終わりに流れるスタッフクレジットをチェックするようになりました。こういう会社が製作しているんだとか、こういう職種があるんだとか気にして見ています。それと最近は、資料作成の仕事を頼まれた時に、何のために使われる資料なのかを聞くようにしています。言われたまま作業するのではなく、当たり前のことに疑問を持ったり、一度頭の中で考えたりということは意識しています。

山内:研修中、役員の皆さんが「楽しくなくても、楽しいところを探そう」とおしゃっていましたが、配属されたばかりの頃はできることが少なく、つまらない気持ちになることもありました。でも、目の前で先輩たちが一生懸命働いている姿を見て、「自分も目の前の仕事に楽しみを見出す努力をしよう」と思えるようになった。

武井:入社する前に会社の定義について調べたことがあり、「会社を通して社会に還元する組織」と書かれていて、当時は「何を言っているんだろう」とよく理解できませんでした。最近、自分が企画・演出したテレビCMがオンエアされたことで、演出という仕事を通して人の心を動かし、社会をもっと活性化できるアイデアを発信できる場所にいる、ということを実感できました。

髙橋 諄成(たかはし・あつなり)|プロダクションマネージャー

南口:仕事もプライベートも、時間を大切にしなきゃって気持ちが強くなりました。大学生の時と比べると時間が限られているので、いつまでにこれを終わらせなきゃ、土日の2日間で何しようって、スケジュールを決めて動くようになったことが大きな変化だと思います。

中里:実家で暮らしていた時と比べて、自分のことは自分でやるようになりましたし、コミュニケーション欲が増しました。家に帰ると一人なので、人と会う時間を大切にするようになりました。

入社前と入社後のギャップ

武井:“獅子の子落とし”みたいに、いきなり現場にドーンと放り出されると思っていました。実際に入社してみると、たくさんの先輩からスキルアップにつながるノウハウを教えてもらえますし、私の初現場に上司が付き添ってくださったり、手厚くサポートしていただいたり、私にとっては嬉しいギャップでした。

中里:思っていたよりも、外部の制作スタッフさんと関わることが多いです。ディレクターやカメラマン、照明、ヘアメイク、スタイリストなど、ひとつのCMを制作するために数多くの人が関わるので、顔と名前を憶えるのは大変ですが、新しい人との出会いが多いのは楽しいですね。

武井 咲華(たけい・えみか)|ディレクター

山内:周りの先輩たちが空気感が良いので、素の自分に近いままで仕事生活を過ごせています。もっと、かしこまったりすると思っていたんですけど、ナチュラルというか、リラックスしていられます。

髙橋:もっと派手で、ギラギラしているイメージでした。実際には、地道な作業の一つひとつの積み重ねでテレビCMができている。先輩たちと話してみると、面白い方、落ち着いている方などなど、いろんな個性を持つ方が多いイメージです。

南口:私はギャップがなくて、面接の時はすごく印象が良かったけれど「あの時は仮の姿で、本当はギスギスしているかも…」と少し不安だったんですが、先輩方は優しく話しかけてくれますし、盛り上げてくれるし、良い意味でギャップがありません。

なりたい将来像

髙橋:具体的なイメージはまだ無いんですけど、自分の提案が反映されて、何かしらの形で世に出ることをめざしています。そのために、今はコツコツとスキルや知識を身につけて、その場その場でたくさんの選択肢の中から最適な提案ができるようになりたいと思っています。

南口:私のトレーナーはどんな場面でも相手への心遣いができて、周りの先輩たちから頼りにされているので尊敬しています。私も先輩のように周囲から「この人なら大丈夫!」と思われる人になりたいです。

武井:私の中でディレクターは我を通すというイメージでしたが、先輩の仕事を見ていると、クライアントの要望を受け止めながら面白い企画や効く演出を考えます。面白いだけ、かっこいいだけのものを考えるのではなく、クライアントの予想を良い意味で裏切るディレクターになりたいと思います。

山内:仕事にひたすら真っ直ぐであり続けたいです。以前、仕事でご一緒したディレクターが印象に残っていて、クライアントに意見を正直に伝え、クライアントに本音を聞き、真っ直ぐに仕事を進める方で、最終的にクライアントの皆さんが満足されていました。その様子を見て、自分も将来、周りのスタッフが真っ直ぐ取り組める環境を作れる人をめざそうと思いました。

中里:テレビCMの制作には数多くのスタッフが関わっていて、「こうしたほうがもっと良くなる」と熱意を持って取り組んでいる方ばかりです。そんなスタッフの皆さんの思いや気持ちに寄り添えるプロダクションマネージャーになりたいと思っています。

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