新卒採用の説明会で過去に聞かれることが多かった質問に、採用担当の竹口優月(たけぐち・ゆづき)がお答えします。
竹口:クロスが求める人物像は3つあります。「①場の中心にいることを好み、リーダーシップを発揮できる人」「②好奇心旺盛で、あらゆることに興味・関心を持てる人」「③周囲をアッと驚かせよう、楽しませようという気心がある人」です。
①場の中心にいることを好み、リーダーシップを発揮できる人
広告制作の現場では、数多くのスタッフがそれぞれの得意分野を活かし、ひとりの力では到底たどり着けないクオリティの高い広告・コンテンツをつくっています。広告制作会社は、スタッフ全員が目標を共有し、スタッフ全員が最大限に力を発揮できるよう、制作チームをリードする役割を担っているので、「ひとりでコツコツが好きな人」よりは「みんなでワイワイが好きな人」が合うと思います。
②好奇心旺盛で、あらゆることに興味・関心を持てる人
クロスでは、ざまざまなジャンルの企業や商品の広告制作に携わることができます。もちろん、自分が興味を持っていない商品を担当することもありますが、自分とは関係なさそうなことでも「積極的に学ぼう、好きになろう」とする意欲のある方や「こう捉えれば、面白いかも」と意味づけができる人は、どんな体験からも学びを得て、大きく成長できると考えています。
③周囲をアッと驚かせよう、楽しませようという気心がある人
広告業界は華やかに見えるかもしれませんが、地道な仕事の積み重ねです。活躍している人ほど、一つひとつの仕事を最良のものにしようと、アイデアを出したり、自分なりの工夫をしています。言われたことだけを期待どおりにこなすだけではなく、近くに居る人を喜ばせたい!と思い、行動するからこそ、世の中にも喜びとインパクトを与えることができると思います。
竹口:学歴だけで合否を決めることは一切ありません!
プロダクションマネージャー、ディレクターに限っては、スキルや経験を求めることもありません。選考をとおして、さまざまなアングルから「クロスのカルチャーにフィットするか」「職種の適性があるか」「入社後、しあわせを感じながら働いてもらえるか」を判断させていただきます。
竹口:まず数字からお伝えすると、2019年度における会社全体の月平均残業時間は47.24時間でした。
一見すると多いと思われるかもしれませんが、クロスでは所定労働時間を「1日7時間」に設定しています。多くの企業が採用する1日8時間より1時間短くしているため、同じ残業時間の場合、実際の労働時間は1日あたりで1時間、月あたりで約20時間、1年間では約240時間ほど少なくなる計算になります(下の図とあわせてご覧ください)。
また、「原則22時退社」をはじめとする健康経営施策に積極的に取り組んでいることで働きやすい職場環境が整いつつあり、2020年3月2日には、経済産業省が特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する「健康経営優良法人2020(大規模法人部門)」に認定されました。
竹口:取れます。2019年度におけるクロスの有給休暇取得率は52.0%でした。日本企業の平均有給休暇取得率率は52.4%(※)なので、一般的な企業とほぼ変わらない水準です。
またクロスには、有給休暇とは別に「リフレッシュ休暇」や「インプットホリデー」といった全社員に付与する休暇があり、1週間以上の長期休暇にあて、家族や友人と海外旅行に出かけている人が多くいます。
クロスは「世界一しあわせな広告制作会社」をめざし、社員一人ひとりが活躍し、安心して働けるよう福利厚生制度の充実・改善に努めています。
たとえば、クロス独自のものでいえば、健康診断・人間ドック無料受診、出産休暇中も給与全額支給、宿泊施設・飲食店やレジャー施設などを優待価格で利用できるサービスなどがあります。詳しくは「福利厚生ガイド」にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
竹口:ママディレクター、ママコピーライターに加え、昨年、ママプロデューサーが誕生しました。現在、育児休暇中の社員も複数います。今後も、女性が出産・育児を経て、働き続けられる職場環境の向上をめざしていきます。
竹口:選考の途中で必ず皆さんに希望勤務地をお聞きしていますが、希望に添えないケースもあります。皆さんの希望と適性、そして現場のニーズを総合的に勘案したうえで勤務地を決定しています。
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